マツエクはパッチテストなしで大丈夫?かかる時間と料金、やり方について

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「まつ毛にもっとボリュームが欲しい…」

という人でも、たった一日にしてバサバサまつ毛が手に入れられるのがまつ毛エクステの魅力ですよね!

そんなマツエクですが、場合によってはアレルギー反応が起きてしまって、目元が大変なことになってしまうリスクも抱えているんです。

実際に、国民生活センターには「まつ毛エクステの施術を受けて目元にトラブルが出た」という相談が何百件と寄せられていて、過去には消費者庁が危害防止の対策に乗り出した経緯もあります。

かといってサロンの責任がどうという話でもなく、私たちの肌が合わなかったり弱かったりした場合、誰にでも肌トラブルは起こる可能性はあります。

原因が何であろうが、とにかく目元の肌トラブルは避けたいもの。真っ赤に腫れあがった目元で外を出歩きたくないですよね。

そんな時に役立つのが施術前に行うパッチテストです。

  • マツエクにパッチテストがあるなんて知らなかった!
  • 存在は知ってるけど、そんなの必要なの?
  • どんな感じでテストするのかな?
  • 私には必要あるのかしら…

こんな風に思っている方には、ぜひ今回の記事を参考にしていただけたらと思っています。

マツエクのパッチテストのやり方やかかる時間、料金、メリットとデメリットなどについて詳しくまとめたので、特にまつエク初心者の方のお役に立てれば嬉しいです。

パッチテストはした方がいいのはわかってるけど、面倒だから…
「まぁ大丈夫じゃない?」ってなっちゃうんですよね。そもそもどんなテストなのかしら?
ウインク2

マツエクでアレルギーが出るのはなぜ?

 

マツエクでアレルギーが出るのはなぜ?

マツエクは自まつ毛に一本ずつ接着剤(グルー)で人工のまつ毛を装着して、まつげ全体のボリュームアップできるものです。

このグルーが、実はアレルギーの可能性ありなんですね…

マツエクのグルーには揮発性(成分が蒸発する性質)があります。完全に乾いて定着するまで、ホルムアルデヒドという刺激成分がつねに飛散しています。

これがアレルギーの可能性がある成分です。

皮膚だけでなく眼球にも入って刺激を与えるので、目がしみたりかゆくなったり、充血したりすることもあります。

さらに、腕があまりよくないサロンで施術してしまった場合、グルーが直接目元に触れた状態になってかぶれるケースもあります。

通常であればグルーはまつ毛の根元から1~2mm離れた場所につけるので、肌には触れません。

このように、マツエクは手軽で簡単な美容法である反面、何かとトラブルもつきものなんですね。

パッチテストとは?

パッチテストは「皮膚アレルギー試験」とも呼ばれます。

食品や化粧品、医薬品には接触性皮膚炎、つまり「かゆみ」や「アレルギー反応」が起こることがあり、その危険がないかどうかを判断するためにパッチテストを行います。

やり方はシンプル。皮膚に少量つけて24時間~48時間放置して様子を見て、かぶれていないかをチェックするだけです。

マツエクの場合はこれを接着剤でテストする、ということになりますね。

マツエクの場合のパッチテストのやり方は?

マツエクのパッチテストのやり方は?

マツエクの場合、パッチテストのやり方は二通りあります。

一つは簡易的なもの。グルーを肌の柔らかいところ(二の腕とか)に絆創膏のようにして貼り付ける方法です。

絆創膏によるパッチテスト

出典:集客ノート

そのまま24時間から48時間経過した後に剥がしてみて、皮膚の状態を確認します。

もう一つは本格的なテストです
実際にまつげエクステを数本~10本程度つけてみて、一週間程度様子を見る方法があります。

時間はどのくらいかかるの?

簡易的なパッチテストの場合、貼り付けるだけの作業なので時間は5分程度しかかかりません。

本格的なパッチテストであれば、30分程度みておいたほうが良いでしょう。

料金はかかるの?

 

料金はいくらかかるの?

料金は無料のサロンもありますし、しっかり料金を取られるサロンもあります。

多いのは「パッチテスト自体は500円から1000円程度かかるが、その後本施術でまつエクをつけてもらった場合にパッチテストでかかった値段を割引する。よって実質無料」というパターンです。

パッチテストだけで終わってしまっても、お店側は損しないということですね。

ここは店舗によってまちまちなので、予約前や予約時に確認しておくことをおすすめします。

簡易的と本格的、どっちをやったらいいの?

簡易的なのと本格的なの、どっちがいい?

これは当然のことながら後者の「本格的なパッチテスト」をおすすめしますが、その理由も説明します。

簡易テストのメリットは「とにかく早く簡単に済む」という点です。店舗まで足を運ぶ手間は変わりませんが、行けばすぐに終わってしまうので簡単です。

しかし簡易的なパッチテストは「二の腕など目元以外の部分に対して行う」でしたね。これでは目元に対しての刺激がどのくらいあるのかが分かりません。

目元の皮膚の方が、腕の皮膚よりもよほど薄くて敏感なもの。
パッチテストで大丈夫だったとしても、実際にマツエクをつけた時にかぶれる可能性があります。

さらに簡易テストでは、皮膚への刺激しか確認できないのも問題です。
目にしみるか?充血しないか?といった眼球に対する刺激性は全くわからないんですね。

これで時間や料金を取られるくらいなら…ちゃんとした本格的なパッチテストをやってもらったほうが良いのではないか?というのが個人的な意見です。

マツエクのパッチテストについてはよく分かったわ!でも、パッチテストってどんな人に必要なものなのかしら??
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こんな人はパッチテストを受けた方がいいかも

まず、パッチテストは「マツエクが初めて」という人は受けることをおすすめします。

「自分は肌が強い」と思っていても、アレルギーは突然起こるものですので予想ができません。

特に目元は顔の大事なパーツですし、かぶれてしまったら外に出るのも恥ずかしい状態になってしまうので、慎重になって損はありません。

また、マツエクの経験がこれまでにある方でも、こんな人はパッチテストをおすすめします。

「マツエクするお店を変えた」という人

サロンを変えた人

マツエクサロンを違うお店に変えた」という方は、最初はパッチテストを受けた方がいいでしょう。

マツエクの施術に使うグルーにはいくつか種類があり、何を使うかはサロンによって違うからです。

これまで通っていたサロンのグルーでは問題なくても、新しいお店で使っているグルーではかぶれる場合があります。

久々にマツエクをつける人

マツエクが久しぶりという人

「以前はまつエクをつけていたけど、もう半年や一年お休みしていた。最近またエクステをつけてみようと考えている」

こんな方も念のためパッチテストを受けた方が無難です。
以前と現在では、肌の状態が変わっている可能性があるからです。

具体的に言えば、たとえば季節によって肌が乾燥していた場合はバリア機能が弱まります。そんな時に肌に刺激成分が触れれば、思いがけず肌荒れしてしまうことも考えられます。

自分の肌がどう変化しているかはなかなか自覚するのが難しいと思います。マツエクが久々だという方はパッチテストを受けた方がより安心です。

化粧品かぶれを起こしたことがある人

化粧品かぶれの経験がある人

化粧品は強い成分ではないので、基本的には普通に使ってかぶれることはあまりありません。
そもそも多くの人が使って問題ないよう作られているのが化粧品です。

そんな化粧品でも、かゆみが出たり赤みが起こったりすることもあります。

「肌と相性が合わない」のも理由の一つですが、化粧品かぶれが起こってしまう人は基本的に敏感肌である可能性が高いと言えるでしょう。

そんな方はまつエクのグルーでもかぶれる可能性があります。パッチテストを受けて、安心して施術に進みたいものです。

元々アレルギー体質の人、または親がアレルギー持ち

元々がアレルギー体質

金属アレルギー、ハウスダスト、気管支喘息、食品アレルギーなど…アレルギーの種類は色々ありますが、このうちのどれかに該当するようであれば注意が必要です。体質的にアレルギー持ちの方はまつエクのグルーでもかぶれるかもしれないからです。

また、自分自身はアレルギー反応の経験がなくとも、ご両親のどちらかがアレルギーだった場合は体質が遺伝していて「隠れアレルギー」である可能性があります。

そんな場合は「自分もそうかもしれない」という自覚を持って、安全な道を取ってくださいね。

パッチテストにはこんなメリットもある

パッチテストのメリット

マツエクの施術を受けるにあたって不安のある方にはパッチテストをおすすめしていますが、「サロンに行く手間もかかるし、なんだか面倒だな…」という気持ちもあるでしょう。

しかし、パッチテストには意外なメリットもあると思っています。

それは、「施術してもらう前にそのサロンの雰囲気が分かる」ということです。

自分の大事な目元をお任せするわけですから、しっかりしたサロンや信頼できる担当者にスタイリングをお願いしたいですよね。

でも、サロンに行ってしまってから「お店選び、失敗した~!」となっても手遅れです。

サロンに行ってみたら、たとえば店内が散らかっていて清潔感に欠けるかもしれないですよね。もしくは担当者の接客態度が悪く、あなたを嫌な気分にさせてしまうかもしれません。そして、エクステをつける技術も微妙だったら…そのまま本施術を受ければ、納得できる目元スタイルが手に入るとは思えません。

なので、パッチテストは「皮膚のテスト」であると同時に、「このお店にお願いしても良いのか?」というテストでもあるんです。

大きな失敗を防ぐためにも、パッチテストをお店選びの一環として考えれば、行ってみるのも面倒ではなくなるのではないでしょうか?

確かに、サロン見学会の気分でパッチテストしてもらうのは良い方法ね!
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パッチテストを行っていないマツエクサロンはおすすめしない

パッチテストなしのサロンはおすすめしない

「パッチテストを受けた方が良い人」についてはお分かりいただけたと思います。

では、いざ「パッチテストしてください」と電話したところ「うちはやってません」と断られてしまうこともあります。

これはサロンの方針によってさまざまなのですが、中にはパッチテストを行っていないお店もあるんですね。

個人的には、このようなサロンはおすすめできません。絶対とは言えませんが、そのようなサロンは安全に対する意識があまり高くないと思われるからです。

そしてそのような意識は、施術のクオリティにも反映されるような気がしてなりません。

できれば予約の電話で「マツエクは初めてですか?それならパッチテストしますか?」と向こうから提案してくるくらいのサロンが、安心感があって好感が持てますよね。

さらには「眼科医と提携しているサロン」もあるので、このような安心感を与えてくれる信頼性あるサロンを選びたいものです。

パッチテストも完全じゃない

パッチテストも完全ではない

気をつけたいのは「パッチテストをして大丈夫だったから、もう何も心配いらないではないということです。

パッチテストをしたから完全にアレルギー反応が防げるわけではなく、初めての方は特に自分の肌をよく観察して、慎重な姿勢でいた方が良いでしょう。

マツエクを実際に少量つけてみる本格型のパッチテストをやっていても、本番の施術ではマツエクをつける量が一気に多くなります。刺激の度合いも高くなるわけなので、油断は禁物ということですね。

ただ、やらないよりは確実にやったほうがいいです。
アレルギーで一番怖いのは「アナフィラキシー症状」という重度の反応です。これはパッチテストでほぼ確実にわかるので、やはり行う意味はあります。

なるべくアレルギーが出ないような工夫もある

ここまで読んでみて、マツエクのアレルギー反応が心配になってしまった人もいらっしゃるかもしれませんね。

何も脅かすつもりはないのですが、最悪の事態を未然に防ぐためにも注意する気持ちは心の片隅に必要だと思っています。

ここで、マツエクが少し怖くなってしまった方のためにちょっとした裏技をご紹介したいと思います。

肌に優しいグルーを使ってもらう

肌に優しいグルーを使ってもらう

サロンによって使うグルーが違う、という話を先ほどしました。

具体的には、まつ毛エクステによく使われているグルーには2種類あります。

エチルシアノアクリレート系 速乾性がありマツエクの持ちも良いが、ホルムアルデヒドの飛散量が多く刺激が強い特徴がある。
ブチルシアノアクリレート系 ホルムアルデヒドの量が少なめで刺激が穏やか。その分マツエクの持ちはエチルシアノアクリレート系よりも少々劣る

肌への刺激を考えると後者がおすすめなのですが、予約時に

敏感肌で心配なので、刺激が弱めのグルーがあればそちらを使ってほしい

とお願いするのも一つの方法だと思います。

目元にクリームを塗っておく

クリームを塗ってもらう

マツエクを実際につける前に、あらかじめ目元にクリームを塗ることで保護効果が期待できます。

サロンによってはサービスで保護用クリームを塗ってくれるところもあるので、予約時に訊いてみると良いでしょう。

もしそのサービスがなくても、自分で手持ちのクリームを塗っていけばよいだけなので、手軽で使える方法です。

実際にアレルギーが出てしまったらどうすればいいの?

アレルギー反応が見られたら眼科に行きましょう。

皮膚科へ行った方が良いのでは?」と思えるかもしれませんが、目の近くに医薬品を使うことは少なからず眼球へ及ぼす影響が心配されます。

たとえば「眼軟膏」といった目元専用の医薬品があり、そういったものが処方されるはずですので、眼科の受診をおすすめします。

そして残念ですが、肌荒れやアレルギーが出てしまった以上はマツエクの施術はあきらめた方が賢明です。

リスクを冒してまでエクステをする必要はなく、まつ毛をボリュームアップするためのもっと安全な方法があるので、そちらを試してみましょう。

まつげ美容液やまつ毛育毛剤を使う方法がある

まつげ美容液でまつ毛の育毛を

「安全にまつ毛をボリュームアップする方法」とは、まつげ美容液を使ってまつ毛の育毛をすることです。
これはマツエクならぬ「まつ育」と呼ばれ、最近では女性の間でもかなり広まっている考え方です。

まつげ美容液は昔からありますが、かつては「まつ毛をトリートメントしてツヤを出す」、「保湿ケアでハリを持たせたりする」といったものがメインでした。

これが最近では、男性用育毛剤に使われるような育毛成分を配合して、まつげを育てる効果が期待できる商品も増えてきました。

この方法は即効性がなく時間がかかるデメリットがあり、根気強さも必要です。
しかし安全なまつげボリュームアップの方法であり、エクステの人工毛ではなく自まつ毛を増やすことができます。

そういった意味で、ぜひおすすめしたい方法です。
まつげを増やしたい、伸ばしたいという方はぜひ取り組んでみてください。

「やっぱりどうしてもエクステで手軽にまつ毛を増やしたい!」という結論であっても、まつ毛を育てるという考え方は持っておいた方が良いと思います。

なぜなら、エクステをつけるにも自まつ毛がなくては始まらないからです。

「まつげ美容液を使ったことがない」または「現在使っているまつげ美容液は育毛効果がない」という方は、おすすめ商品をチェックして気になるものを試してみてくださいね。

最終的には「マツエクなし」でいけちゃうかも?自まつ毛がバサバサなのが最高よね!
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